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2016年12月10日
【中学受験】1月入試を利用しよう!

1月入試は「入試の第1ラウンド」

2月の中学入試まで残すところ2カ月前後。学校行事も忙しい中、中学入試は各学校での説明会も進み、過去問題演習が始まり、各種模試での合格判定が出るなど、本番近しを思わせる時期となりました。
「夏期講習であんなにがんばったのに点数が上がらない」、「過去問題演習で合格点に届かない」…これらはこの時期に多くの受験生・保護者から寄せられる悩みです。順風満帆な受験などほとんどなく、昨年もこのような悩みをはねのけて多くの受験生が合格証を手にしました。
今回の記事では「入試の第1ラウンド」として首都圏の入試に位置づけられてきた、「1月入試」について見ていきましょう。

1月入試とは

神奈川・東京の中学入試は2月1日解禁ですが、首都圏以外にある全寮制や寮を持った学校が1月に首都圏で会場実施をする入試、それが1月入試です。
1月入試にはさまざまな利用法があります。中学の段階から地方の学校で寮生活を始めようと、当初からそれらの学校を目指す受験もありますが、本番前の「ためし受験」として1月入試を利用する受験生が大部分を占めます。以下がその一例です。

(1)12月・1月に一部の学校で行われる帰国生入試
(2)埼玉県(1月10日解禁)・千葉県(1月20日解禁)の一般入試
(3)地方校の首都圏会場入試・県外会場入試

(1)は帰国生入試の受験資格を持った受験生のみに門戸を開いた入試ですが、(2)(3)は「小学校卒業見込み」ということであれば誰でも受験できるものです。
(2)については、埼玉県・千葉県在住の受験生であれば本命として受験する生徒も多くいますが、ここでは(2)(3)の入試を神奈川・東京の受験生が2月の本番に先がけて、おもに「ためし受験」の形で受験するものを「1月入試」と呼びます。

1月入試の利用法

1月入試は単に「受験の経験」として利用するだけでなく、目的を持って受験することで大きな効果を生みます。以下は1月入試の主な利用法です。

  1. 模擬試験とは違う「受験」という機会を利用して、1月のうちにライバルとの初顔合わせを行うとともに、合否が決まる緊張感を味わう。
  2. 入試得点・順位等を受験生に公表してくれる学校(土佐塾・西大和学園・愛光・函館ラ・サール等)もあるので、その入試結果をもとに2月の入試に向けて学習指針をたてる。
  3. さまざまなレベルの学校が入試を行うので、挑戦校・実力相応校など、1月の時点から段差をつけて2校以上受験する。

他にも利用の仕方はさまざまですが、初めて味わう「合格」・「不合格」の経験は、2月1日以降の本番に向けて予想以上に刺激になります(後述しますが、1月入試は合格を「おめでとう」と喜ぶものでも、不合格でがっかりするものでもありません)。受験生にとって、早期に受験という独特の雰囲気を味わっておくことは心理的にもいい影響を生むでしょう。

1月入試の出願者数

地方校の首都圏会場入試は1992年に土佐塾中(高知県)が開始し、他にも千葉県の一部の学校の入試が東京で行われるなど、当時から多くの受験者を集めていました。ただし、その頃は不合格者も極めて少なく、「1月中に合格の経験をして、その合格証をお守りに持って2月の試験会場に向かう」という色の濃いものでした。

現在はすっかり首都圏の入試に定着し、さまざまな特徴を持った学校が試験を行い、2月からの受験パターンに応じて1月受験にも選択肢が広がりました。2016年1月に多くの受験生を集めた学校は以下の〔表1〕の通りです。

〔表1〕2016年度1月入試で多くの受験生を集めた学校


※増減は2016年度と2015年度との比較 ※北嶺は2014年度より首都圏入試を新規実施
 

学校名 区分 所在地 入試日 試験会場 2016年度応募者 2015年度応募者 2014年度応募者 増減
北嶺 東京会場 北海道札幌市 2016年1月8日 TKP日本橋 116 115 45 +0.8%
函館ラ・サール 東京会場・前期 北海道函館市 2016年1月8日 TOC有明 481 432 536 +11.3%
静岡聖光学院 Ⅰ期・東京会場 静岡県静岡市 2016年1月9日 セントメリーズ・インターナショナルスクール(上野毛) 125 98 94 +27.6%
札幌聖心女子学院 首都圏入試 北海道札幌市 2016年1月11日 聖心女子大学構内 162 137 116 +18.2%
函館白百合学園 首都圏前期 北海道函館市 2016年1月8日午後 TKP市ヶ谷ビル 549 515 505 +6.6%
盛岡白百合学園 首都圏入試 岩手県盛岡市 2016年1月9日 東京海洋大学 187 146 138 +21.8%
秀光中等教育 東京選抜 宮城県多賀城市 2016年1月11日 青山学院大学他 780 734 720 +6.2%
佐久長聖 東京入試 長野県佐久市 2016年1月11日 慶應義塾大学三田キャンパス 1499 871 729 +72.1%
西大和学園 東京会場 奈良県大和町 2016年1月11日 早稲田大学早稲田キャンパス 393 300 352 +31.0%
早稲田摂陵 第1回 大阪府茨木市 2016年1月16日 河合塾横浜校 他 214 264 479 -18.9%
土佐塾 東京会場・前期 高知県高知市 2016年1月10日 早稲田大学 1637 1578 1821 +3.7%
愛光 東京会場 愛媛県松山市 2016年1月9日 ベルサール神田 176 148 196 +18.9%
早稲田佐賀 首都圏会場 佐賀県唐津市 2016年1月10日 横浜産貿ホール マリネリア 199 166 191 +19.9%
長崎日本大学 関東入試 長崎県諌早市 2016年1月10日 日大生物資源科学部(六会日大前) 他 1764 1727 1708 +2.1%
宮崎日本大学 首都圏入試 宮崎県宮崎市 2016年1月8日 麻布大学 他 643 562 511 +14.4%

2017年度も数多くの学校で実施

1月入試は2017年度も1月8日より行われ、以下の〔表2〕の通り首都圏でも多くの選択肢から自分の実力に合った学校を選択できます。〔表2〕にない千葉県・埼玉県の学校も1月中の入試を行い、小規模なものから数千名に及ぶものまで、難易度も多岐にわたります。

また、これまでも首都圏で入試を行っている多くの学校は受験生のレベルも理解しているため、さらに洗練された問題が出題されると考えられます。静岡聖光学院(特待生入試)・盛岡白百合学園が品川会場、早稲田佐賀は横浜会場と、中萬学院グループの生徒が受験しやすい場所にも試験会場があり、1月の段階から多様な入試を経験できます。

〔表2〕2017年度1月入試 首都圏実施抜粋

学校名 区分 入試日 科目 会場
北嶺 東京会場 2017年1月8日 4科 TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター
函館ラ・サール 第1次・東京会場 2017年1月8日 4科または国算理 TOC有明
静岡聖光学院(Ⅰ期入試) Ⅰ期入試 2017年1月8日 2科4科選択 セントメリーズ・インターナショナルスクール(上野毛)
静岡聖光学院(特待生入試) 特待生入試 2017年1月9日午後 2科 AP品川
札幌聖心女子学院 首都圏入試 2017年1月9日 4科 聖心女子大学構内
函館白百合学園 首都圏前期 2017年1月8日午後 4科 TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
盛岡白百合学園 首都圏入試 2017年1月9日 4科 東京海洋大学品川キャンパス
秀光中等教育 東京選抜 2017年1月9日 4科 青山学院大学青山キャンパス
慶應義塾大学三田キャンパス
佐久長聖(東京入試①) 東京入試① 2017年1月9日 4科 慶應義塾大学三田キャンパス
佐久長聖(東京入試②) 東京入試② 2017年1月10日 4科 慶應義塾大学三田キャンパス
西大和学園 県外入試・東京 2017年1月9日 4科 早稲田大学早稲田キャンパス
早稲田摂陵(第1回入試) 第1回入試 2017年1月9日 4科 早稲田大学早稲田キャンパス
早稲田摂陵(第2回入試) 第2回入試 2017年1月14日 4科または適性検査 早稲田大学早稲田キャンパス
土佐塾 東京会場前期 2017年1月8日 4科 早稲田大学早稲田キャンパス
愛光 東京会場 2017年1月9日 4科または国算理 ベルサール神田
早稲田佐賀 一般入試 2017年1月8日 4科 横浜産貿ホール マリネリア
長崎日本大学 関東入試 2017年1月8日 2科4科選択 日大生物資源科学部(六会日大前)
日大理工学部駿河台キャンパス
宮崎日本大学 首都圏入試 2017年1月9日 2科4科選択
(選抜コースは4科)
慶應義塾大学日吉キャンパス
日大経済学部三崎町キャンパス 他

単に合否だけでなく

1月入試が今まで受験してきた模擬試験と大きく異なる点は、○(合格)か×(不合格)かがはっきりと決められるところです。「ためし受験」で受験する場合は2月1日からの本番まで10日~20日程度あるため、その結果を真摯に受け止めることで、さらに学力をつけ2月にいい結果を生み出せられるでしょう。

  • 「塾の算数の先生が土佐塾の入試問題の解説会をしてくれた。試験を受けたときは単に難しいとしか思わなかったが、解説を聞いてとてもいい問題を経験できたということがわかり、まずは1月入試の問題を復習して、さらに第一志望校の過去問を問題を覚えてしまうぐらいまで解きまくった」
     
  • 「土佐塾の試験(早稲田大学会場)を受けて、受験生の多さにびっくりした。合格最低点ちょうどで合格して『ヤッター!ラッキー!』とはしゃいでいたところ、塾の先生に『そんなことで浮かれているなら、もう1点足りなくて不合格になったほうが刺激があったはずだ』と怒られて、身が引き締まった」
     
  • 「1月入試は1勝1敗。合格のときよりも不合格のときにいろいろとアドバイスをくれた。1月中に合格・不合格とも経験できて、受験の厳しさを知った」
     
  • 「先生は『本番さながら』と言っていたが、試験会場に着くと、私たちの激励のために先生がずらり。それを見た瞬間、緊張で頭の中は真っ白。試験を受けて、はじめての合格証を手にすることができたが、それよりもあそこで緊張を経験できたのが2月に役立った」
     
  • 「1月入試でとなりの席にいた子が2月の本命校の試験のときに同じ教室にいた。その受験生の真剣な眼差しを見て、私もやるぞ!という気持ちが高まった」

1月入試の好結果から勢いに乗って2月に第一志望に合格した生徒もいれば、思わしくない結果でもその後のがんばりで2月に好結果を得た生徒など、その効果はさまざまです。また、入試の第1ラウンドが約3週間早まれば、入試に向けての学力の仕上げを自ずと早めなければならなくなり、さらなる学習効果が期待されます。

冬期講習直後の緊張感がさらに高まる時期に受験の経験ができる1月入試。中萬学院グループでは過去の経験をもとにして、1月入試の結果によるフォローもお約束いたします。

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