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2015年03月24日
2015年度公立高校入試得点分布公表される

英語、理科の合格者平均は新入試制度開始以来過去最低点に

神奈川県教育委員会は3月24日(火)、「2015(平成27)年度 神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」を発表しました。英語と理科の合格者平均点は新入試制度開始以来、過去最低となりました。

下の表は県教委発表資料をもとに学力検査の合格者得点分布をグラフにまとめたものです。2015年度7.8ポイント下がった英語は得点分布が変わり、グラフの形が変化しています。2014年度に難度が大きく上がった理科は2015年度も出題レベルが変わらず、合格者平均点は100点満点中37.4点、得点分布も合格者の約25%が「21~30点」のゾーンという厳しい結果でした。理科の実施結果の概要には「知識や与えられた情報を活用する問題、得られた結果を分析して解釈する問題、導き出した考えを的確に表現する問題の正答率が低かった」というコメントがありますが、それは文系の教科にも共通しており、学力検査で点差がつくポイントになっていると言えます。

今回の公表資料には各教科の合格者平均点や得点分布のほかに、出題のねらいや設問別正答率も掲載されています。神奈川県教育委員会の発表ページは下記リンクからご覧いただけます。

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