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新学習指導要領で求められる力

「量」だけでなく「中身」に注目しよう

学習内容が増え教科書のページ数も25%厚くなる、というように新学習指導要領で話題になり勝ちなのは「量」の変化です。算数の台形の求積や理科のイオンなど大幅に削減された内容が復活し、さらに応用発展レベルまで教科書に登場してきましたから、これまで以上にしっかりと学習し「理解・定着」を目指す必要があることはいうまでもありません。
しかし、ただ「量」だけを見るのではなく、視点を変えて「いったいどんな学力が求められているのだろう」と、「中身」をしっかりと見ることも重要です。求められる学力像をつかむことで学習の方向性も定まるからです。

「英・国強化、理数重視」の学習

それでは、いったいどんな学力が求められているのかを確認しましょう。それには「インプット(読む・聞く)」「インテイク(考える)」「アウトプット(書く・話す)」という流れで整理すると分かりやすいでしょう。次の図で説明します。

「英・国強化、理数重視」の学習

私たちは問題を解くとき「読む・聞く」「考える」「話す・書く」という流れで解答していますね。そしてこの3つは何も問題を解くときだけでなく、日常行われているプロセスですし、社会に出て仕事をするうえでも重要なスキルです。つまり学校の勉強やテストだけでなく、将来にわたって必要な力をつけるトレーニングでもあるということを、まずは確認しておきたいと思います。
さて、新学習指導要領の柱の一つ目が「読む・聞く」と「話す」「書く」力を強化しましょう、ということです。「インプット」「アウトプット」は言葉による部分がたいへん多いですね。私たちはそれを「英・国強化」と呼んでいます。

「インプット」のポイント   長い文章を短時間でしっかり読み取れる力をつける
「アウトプット」のポイント   条件に合わせて的確に論理的に表現する

最近の入試傾向は国語も英語も読解問題が長文になっています。たとえば神奈川県公立高校の独自入試問題では中3英語教科書の1冊分の文章量に相当します。また国語の入試問題で出題される作文は字数や使う語句が指定された条件作文が主流です。

「一問一答」式授業では対応できない

次に「インテイク」つまり考えたり試行したりするプロセスですが、私たちは「理数重視」と呼んでいます。「知っていれば解ける」あるいは一つの公式を覚えてそれに当てはめれば解ける問題から、複数の知識や公式を組み合わせて解いたり、自分で仮説を立てて解く力が求められています。いわゆる「一問一答」式授業は基本的な知識を覚えこむためには有効ですが、それだけでは解けない問題が多くなっています。図形問題や規則性の問題も、思考力・試行力を問うものとして最近顕著になってきています。

「知る」から「使う」へ

「量」だけでなく「中身」に注目して新学習指導要領を見てきましたが、最後にもう一度別の角度でみてみましょう。
新学習指導要領では今までよりもたくさんの知識を身につけていく必要があります。英単語は中学で300語、高校で500語増えます。しかし、求められているのは英単語を「知る」ことではなくその単語を「使う」こと、すなわち「スキル」です。読み取ったり書いたりする力、つまりスキルを高めるための一つの手立てとして英単語もたくさん知りましょう、ということなのです。
「インプット」「インテイク」「アウトプット」の力はまさにスキル。スキルを向上させるにはトレーニング。トレーニングを持続させるには目標と、トーニングそのものが「楽しい」と感じられることの2つが大切です。
中萬学院は新学習指導要領下で学ぶ子どもたちを「知究世代」とし、目標を持ち、学習することが楽しい、といえる生徒を育てていきます。

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