入試最前線
2009年10月20日号
>> 神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績

2009年度神奈川県内高等学校卒業者の大学等進学率は61.2%(文部科学省発表)。2人に1人以上が大学等に進学する現在、中学生の皆さんにとって、高校入学時から卒業までの3年間だけでなく、その先の大学進学まで見据えた高校選択を行うことが大切であるといえます。そこで、今回は高校進学時の内申を「入口」、卒業時の大学合格者の割合を「出口」とした県内公・私立高校の難関私立大学(※)合格実績をご紹介します。
(※) 早稲田・慶應義塾・上智・明治・青山学院・立教・法政・中央の計8大学とします。

★神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績
〔表1〕は早稲田・慶應義塾・上智3大学の合格者を出している神奈川県内の主要公立・私立高校について、高等学校進学時の内申平均(2006年度)と卒業生に対する大学合格者の割合(2009年度)を分布図にしたものです。たて軸が卒業生数に対する大学合格者の割合(過年度生を含む)、よこ軸が高等学校進学時の内申平均(135点満点を45点満点に換算)です。〔表2〕は同様の条件で大学合格実績の対象大学を明治・青山学院・立教・法政・中央の5大学としたものです。いずれの表も内申点と合格率の相関を示していますが、「入口=進学時内申」が数ポイントの差でも「出口=合格率」の差は数10%にも広がっていたり、ほぼ同じ内申点であっても合格率に差が出ている例も見られます。

※クリックすると拡大できます(別ウィンドウでPDFファイルが開きます)

 

★広い視野を持った高校選択を
このように「大学合格実績」という一つの切り口だけを見ても、高校ごとに大きな差があることが分かります。今回は出口を一部の難関私立大学に絞ってお伝えしましたが、国公立やその他の私立大学を含めると各高校の分布図内での位置は変わってくるでしょう。志望校を考える際、自分の内申点や通いやすさなどから絞り込むことはもちろん大切ですが、学区撤廃により選択肢が広がっている現在、みなさんには将来の進学や進路のことも考えながら、より広い視野で公立高校そして私立高校を見てほしいと思います。10月25日(日)に横浜そごう9F新都市ホールにて開催される『中萬学院主催私立高校入試相談会2009』は私立高校のさまざまな特色や特徴を知る良い機会です。こういった機会もぜひご活用ください。

 
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