入試最前線
2009年2月16日号
>> 2009年度神奈川県公立高校後期選抜志願状況

前期選抜が終了し、2009年度の神奈川県公立高校入試は2/19(木)の後期選抜と2/27(金)の合格発表を残すのみとなりました。今回の高校入試最前線は、志願変更受付を終えた後期選抜についてお伝えします。

★ 後期選抜平均競争率は1.45倍、現行の入試制度開始以来降過去最高に!
神奈川県教育委員会は2/13(金)に2009年度公立高等学校一般募集後期選抜志願者数(志願変更締切時)集計結果の概要を発表しました。2009年度後期選抜を実施する全日制高校は計159校です。後期選抜全体の募集定員は21,193名、2/13(金)時点の志願者数は30,655名で志願倍率(※志願者数÷後期募集定員)は1.45倍です。現行の入試制度開始以来、最高の競争率となりました。この要因の一つとして不景気による公立人気が考えられます。2/11(水)から2/13(金)までの志願変更期間中に出願先を変更した受験生は2,552名で、この人数は2008年度とほぼ同じです。

★市立横浜サイエンスフロンティアは引き続き高倍率
高校別の志願状況を見ていきましょう。はじめに前期選抜の実質倍率が5.21倍だった市立横浜サイエンスフロンティアです。後期競争率も1.96倍と全県平均競争率を大きく上回っており、引き続き高い人気を保っています。初年度募集であるにもかかわらず、前期選抜合格者の内申点も非常に高かったとみられ、後期選抜についても進学重点校や旧学区トップ高校並みのレベル・人気であると思われます。2/13時点で2.0倍を超える高倍率となっているのは全部で10校(普通科〈一般コース・単位制を含む〉4校、クリエイティブスクール3校、専門学科3校)あります。クリエイティブスクールは3校すべてで高倍率となっています。普通科では昨年度と同じく、横浜翠嵐の2.81倍が最高倍率です。横浜翠嵐を含む進学重点校については、湘南と小田原で昨年度よりも志願者数が減っていますが、これは昨年の厳しい受検状況を受けての敬遠であると考えられます。昨年度独自入試実施初年度で志願者を減らした光陵と多摩の2校はそれぞれ約50名ずつ増えており、2009年度は厳しい受検状況となることが予想されます。毎年高倍率となる横浜翠嵐は、東京学芸大学附属や慶應義塾などの難関国・私立高校と併願する受験生も多く、それらの高校の受験結果によって後期選抜当日に多くの欠席者が出ています。〔表2〕は昨年度後期選抜の横浜翠嵐の受検状況です。2/14と2/21を比較すると検査当日に125名が欠席しており、志願倍率から受検倍率が大きく下がっていることがわかります。今年も後期選抜当日の動きに注目したいところです。

★実力は最後まで伸びる!
後期選抜本番まで残りあとわずか。高校受験生にとってはこれが最後の正念場です。本番前日は新しい参考書に手をつけたりせず、今までやってきたパーフェクト特訓の見直しや使い込んだテキストのチェックをしっかり行いましょう。実力は最後の最後まで伸びます。みなさんの志望校合格を最後まで応援しています。


 
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