入試最前線
2008年10月20日号
>> 神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績

2008年度、神奈川県内の高等学校卒業者の大学進学率は53.9%と2人に1人以上。現役で4年制大学へ進学するのが当たり前の時代となっていることは8月の入試最前線でもお伝えしました。中学生の皆さんにとって、高校入学時から卒業までの3年間だけでなく、その先の大学進学まで見据えた高校選択が大切であるといえます。そこで、今回は高校進学時の内申を「入口」、卒業時の大学合格者の割合を「出口」とした、神奈川県内のおもな高校の難関私立大学合格実績(※)をご紹介します。
(※) 早稲田・慶應義塾・上智(早慶上智)、明治・青山学院・立教・法政・中央(MARCH)の計8大学を取り上げます。

★神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績
〔表1〕は早稲田・慶應義塾・上智3大学の合格者を出している神奈川県内の主要公立・私立高校について、高等学校進学時の内申平均(2005年度)と卒業生に対する大学合格者の割合(2008年度)を分布図にしたものです。たて軸が卒業生数に対する大学合格者の割合(過年度生を含む)、よこ軸が高等学校進学時の内申平均(135点満点を45点満点に換算)です。〔表2〕は同様の条件で大学合格実績の対象大学を明治・青山学院・立教・法政・中央の5大学にしたものです。いずれの表も内申点と合格率の相関を示していますが、「入口=進学時内申」が数ポイントの差でも「出口=合格率」の差は数10%にも広がっている例も見られます。また、ほぼ同じ内申点であっても合格率に差が出ていることも指摘できる点です。

※表をクリックすると拡大して開きます

★広い視野を持った高校選択を
このように「大学合格実績」という一つの切り口だけを見ても、高校ごとに大きな差があることが分かります。今回は出口を一部の難関私立大学に絞ってお伝えしましたが、国公立やその他の私立大学を含めると各高校の分布図内の位置は変わってくるでしょう。高校選択を行う際、自分の内申点や通いやすさなどから絞り込むことはもちろん大切ですが、学区撤廃により選択肢が広がった現在、みなさんには将来の進学や進路のことも考えながら、より広い視野で公立・私立高校ともに見てほしいと思います。10月26日(日)横浜そごう9F新都市ホールにて開催される『中萬学院主催私立高校入試相談会2008』は私立高校のさまざまな特色や特徴を知る良い機会です。ぜひお出かけください。

 
閉じる     中萬学院TOPへ≫