入試最前線
2008年2月18日号
>>平成20年度神奈川県公立高校後期選抜志願状況

2/4(月)前期選抜合格発表が行われ、平成20年度の神奈川県公立高校入試は、2/21(木)の後期選抜試験と2/29(金)の合格発表を残すのみとなりました。今回の高校入試最前線は、2/14(木)に志願変更受付がしめきられた後期選抜の志願状況についてお伝えします。

★ 後期選抜(全日制)全体の志願状況と志願変更状況

神奈川県教育委員会は、2/14(木)に平成20年度神奈川県公立高等学校一般募集後期選抜志願者集計結果の概要を発表しました。20年度後期選抜を実施する全日制高校は計162校です。後期選抜全体の募集定員21,383名に対し、2/14(木)時点の志願者数は29,259名で志願倍率(※志願者数÷後期募集定員)は1.37倍となります。現行の入試制度開始以降、前期選抜倍率は年々下がる傾向にありますが、後期選抜倍率はほとんど変動がありません。志願変更期間中に出願先を変更した志願者数は2,557名で、19年度よりもやや減少しています。この期間中に最も大きな変動があったのは白山(普通科一般コース)で89名が志願先の変更や取り消しを行いました。

★後期選抜高校別志願状況

次に高校別の志願状況についてお伝えします。最も志願倍率が高いのは、弥栄(芸術科美術専攻)2.70倍で、次いで横浜翠嵐2.66倍、弥栄(芸術科音楽専攻)2.20倍と続きます。志願倍率が2.0倍を超える高校は全部で8校あり、昨年度よりも5校増加しています。志願者数については、300名を超える高校が8校あります。20年度入試の注目ポイントの一つである進学重点校については、特に横浜翠嵐・湘南・柏陽の3校に志願者が多く集まる傾向が見られます。中でも横浜翠嵐は、昨年度同様、唯一500名超の志願者を集めています。湘南は19年度入試よりも150名近く志願者数を増やしています。ここで挙げた3校は、東京学芸大学附属や慶應義塾などの難関国・私立高校と併願する受験生も多く、受験結果を受けて、後期選抜当日の欠席者が多くなることが予想されます。〔表2〕は昨年度後期選抜の横浜翠嵐の受検状況をまとめたものです。2/15と2/22の人数を比較すると、143名が試験日当日に欠席したことがわかります。倍率でも大幅にポイントが下がっています。20年度入試では、横浜翠嵐に加え、湘南と柏陽の入試当日の動向にも注目したいところです。
志願者を多く集める高校がある一方で、後期選抜募集定員に満たなかった高校もあります。2/14(木)現在、定員割れを起こしている全日制高校は全部で14校あり、これは19年度入試よりも増加しています。特に商業系に多く見られます。

  ■〔表3〕 20年度後期選抜 後期選抜志願倍率の高い高校

 高校名  学科・コース  志願倍率 (2/14付)
20年度

19年度

 弥栄  芸術科美術専攻
2.70
 横浜翠嵐  普通
2.66
2.58
 弥栄  芸術科音楽専攻
2.20
 横浜市立鶴見工業  電気電子(電気系)
2.10
1.50
 栗原  普通
2.07
1.69
 白山  普通科一般
2.03

1.20

 田奈  普通
2.00
2.68
 横浜市立鶴見工業  設備工業
2.00
1.55
 港北  普通
1.97
1.63
 湘南  普通
1.91
1.34
 横浜市立鶴見工業  土木
1.90
1.70
 神田  普通
1.89
1.89
 県立川崎  普通
1.87
1.42
 弥栄  国際
1.86
 柏陽  普通
1.85
1.42
 
  ■〔表4〕 20年度後期選抜 志願者が多い高校
 高校名  学科・コース  志願者数(2/14付)
20年度
19年度
 横浜翠嵐  普通
517
570
 湘南  普通
485
342
 柏陽  普通
359
314
 川和  普通
358
405
 小田原  普通
349
319
 市ヶ尾  普通
311
371
 横須賀  普通
305
259
 市立戸塚  普通
300
252
 横浜平沼  普通
268
219
 平塚江南  普通
267
302
 希望ヶ丘  普通
264
312
 多摩  普通
263
253
 鎌倉  普通
262
283
 厚木  普通
258
270
 大和  普通
254
203

★残り3日。実力は最後まで伸びる!
後期選抜本番までいよいよあと3日。高校受験生にとってはこれが最後の正念場です。本番前日は新しい参考書に手をつけたりせず、今までやってきたパーフェクト特訓の見直しや使い込んだテキストのチェックをしっかり行いましょう。実力は最後の最後まで伸びます。みなさんの志望校合格を最後まで応援しています。

 

 
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