入試最前線
2008年1月24日号
>>平成20年度 神奈川県公立高校入試スタート!

1/18(金)から前期選抜の出願受付がはじまり、いよいよ平成20年度の神奈川県公立高校入試がスタートしました。今回は1/22(火)に出願が締め切られた前期選抜の志願状況および、後期選抜に向けて平均点の考え方についてお伝えします。

★神奈川県公立高校入試 前期選抜(全日制)志願動向

1/22(火)神奈川県教育委員会は平成20年度神奈川県公立高校前期選抜志願者集計結果の概要を発表しました。20年度前期選抜を実施する全日制高校は163校(前年度167校)で、前期選抜全体の募集定員18,066名に対する志願者数は40,400名、志願倍率(※志願者数÷前期募集定員)は2.24倍となります。前期選抜は今回で5回目の実施となりますが、過去4年間の実質倍率(※受検者数÷合格者数)は実施初年度の2.73倍から年々下がっています。19年度前期選抜と比較すると、20年度の前期選抜募集定員はほぼ変わりませんが、志願者数は1,281名減少しています。募集定員が少なく、とくに内申が大きく左右するハードルの高い前期選抜を避け、後期選抜のみに出願する生徒が今年も増えていると考えられます。高校別の状況を見てみると、普通科で志願倍率が最も高いのは横浜市立戸塚(4.22倍)、次いで川和(3.90倍)となっています。専門学科では弥栄の芸術科(音楽専攻・美術専攻)で、4.0倍を超えています。志願者数の増減を前年度と比較してみると、白山(普通科一般コース)で285名増となっているほか、前期募集率が30%になった柏陽は158名増となっています。昨年度多くの志願者を集めた市立桜丘は135名の減少となっています。地区別ではとくに横浜北部と横浜東部の高校で、19年度よりも志願者数を増やしている高校が多く見られ、後期選抜での動きにも注目したいところです。前期選抜全体の競争率が下がっているとはいえ、狭き門であることに変わりはありません。出願が終了し、受検するみなさんは検査本番に向けて面接訓練などの対策をしている時期ですね。志望動機を整理したりと、志望校に対する思い入れはますます強くなっていることでしょう。目指す高校の合格に向けて、前期選抜で最善を尽くすことはもちろんですが、気を抜くことなく後期選抜に向けた学習もしっかりと継続していきましょう。

★後期選抜の入試平均点
■〔表2〕 後期選抜合格者の入試得点分布の一例(川和・市ヶ尾)
※平成19年春の公立高校合格者について、神奈川全県模試受験者の追跡調査データに基づきます。
≪画像をクリックすると拡大して見られます≫

ここからは後期選抜に向けて、「入試平均点の考え方」についてお伝えします。〔表2〕は19年度と18年度の後期選抜実質倍率を比較し、差の大きかった川和と市ヶ尾の2校について、後期選抜合格者の入試得点を分布図に表したものです。川和は2年とも最高、最低得点とも大きな変化はありません。市ヶ尾は川和より変化が大きく、最高得点が9ポイント、最低得点が10ポイント上昇しています。ここで注目しておきたいのが平均点です。川和は18年度228.7点に対し、19年度は232.7点、市ヶ尾は214.3点に対し218.6点と最高点の差と最低点の差ほどの開きはありません。倍率の変動が大きい高校であっても、共通問題の入試においては、実は合格者の平均得点は毎年それほど大きくは変わらない場合が多いのです。ですから、後期選抜に向けて、まずは自分の得点を志望校の平均点に近づけることが大切であるといえます。入試平均点以上をクリアすることができれば、確実に合格に近づくわけです。

 

 ■〔表3〕 参考:後期選抜実質倍率が大きく上昇した高校 (19年度と18年度入試の比較)

 学校名
学科
コース
19年度
18年度
倍率増
 県立高校 普通科
 港北
普通
  -
1.58
1.24
+0.34
 川和
普通
  -
1.66
1.44
+0.22
 市ヶ尾
普通
  -
1.53
1.26
+0.28
 元石川
普通
  -
1.49
1.26
+0.23
 瀬谷西
普通
  -
1.27
1.07
+0.20
 横浜平沼
普通
  -
1.79
1.57
+0.22
 金井
普通
  -
1.38
1.11
+0.27
 舞岡
普通
  -
1.79
1.55
+0.24
 港南台
普通
  -
1.53
1.08
+0.45
 上郷
普通
  -
1.42
1.11
+0.31
 横須賀大津
普通
  -
1.33
1.04
+0.29
 藤沢西
普通
  -
1.40
1.19
+0.21
 大原
普通
  -
1.53
1.12
+0.41
 足柄
普通
  -
1.35
1.00
+0.35
 有馬
普通
 一般
1.54
1.25
+0.29
 橋本
普通
  -
1.27
1.04
+0.23
 津久井
普通
 一般
1.40
1.02
+0.38
 県立高校 普通科専門コース
 高浜
普通
 福祉教養
1.40
1.05
+0.35
 五領ヶ台
普通
 外国語
1.55
1.00
+0.55
 西湘
普通
 理数
1.40
1.10
+0.30
 県立高校 単位制普通科
 神奈川総合
普通
 個性化
1.60
1.17
+0.43
 県立高校 単位制総合学科
 大師
総合
  -
1.64
1.20
+0.44
 市立高校 普通科
 横浜市立東
普通
  -
1.45
1.21
+0.24
 横浜市立南
普通
  -
1.51
1.10
+0.41
 市立高校 総合学科
 横須賀市立横須賀総合
総合
  -
1.58
1.12
+0.46

★残り1ヶ月間、志望校合格に向かって最後まで努力を
2/21(木)の後期選抜までいよいよ1ヶ月をきりました。前期選抜の発表が終わると、後期選抜の出願が始まります。志願倍率が公表されると、不安になり、志望校を変えたくなるようなことがあるかもしれません。しかし、大切なのは残された時間で自分がどこまで力をつけられるかです。情報に惑わされ、一喜一憂することなく冷静に学習を続けていきましょう。パーフェクト特訓では素点の伸びをしっかりと見極め、自分の目標得点を目指して最後までしっかり頑張った人が合格により近づくことは間違いありません。中萬学院では最後まで受験生を応援していきます。

 

 
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