平成19年度は19年ぶりに公立中学校卒業予定者数が増えたことで、公立高校の募集定員も約1,300名の増加となりました。発表された20年度募集定員総数は39,624名で、19年度よりも288名の減少となります。 ただし、20年3月の中学卒業予定者数も、前年の実卒業者数(64,933名)より541名減少します(64,392名)。卒業予定者数に占める全日制募集定員の割合は61.5%で、この数値は19年度入試とほぼ同じです。このことから、541名の生徒減が予想される中、全日制高校全体の募集定員は288名の減少に「とどまっている」と見ることができます。
地区別、高校別に見てみましょう。〔表1〕をご覧ください。19年度は6つの地区で100名以上の生徒の増加が見られましたが、20年度は川崎の1地区(プラス204名)のみです。反対に100名以上減少となる地区は4つあり、そのうち鎌倉・藤沢・茅ヶ崎地域が最も減少数が多く、マイナス270名となります。
次に〔表2〕をご覧ください。160校ある全日制高校のうち、1クラス以上(※約40名とします)の募集定員増となる高校は16校、定員減は13校あります。〔表1〕地区別卒業予定者数の増減とあわせて見ると、公立中学校卒業予定者数の増減が公立高校の募集定員決定に影響を及ぼしていることがわかります。
(>>平成20年度公立高校(全日制)募集定員一覧はこちら)
19年度は特に旧学区トップ高校で募集定員の増加が見られましたが、20年度は新城が1クラス増、希望ヶ丘と相模大野で1クラス減となるほかは、ほぼ変更がありません。相模大野は、中等教育学校への移行に関連した削減です。相模大野や大原以外にも20年度は高校の再編または統合等を理由とする定員変更が行われています。
| ■ 平成20年4月 神奈川県立高校改革推進計画後期実施計画に基づき、再編または統合し、開校する高校 |
区分 |
新校名 |
20年度募集定員 |
再編または統合対象高校名 |
19年度募集定員 |
総合学科高校 |
横浜緑園総合高校 |
237名 |
岡津・和泉高校を再編 |
234名 |
秦野総合高校 |
237名 |
秦野南が丘・大秦野高校を再編 |
234名 |
専門高校(学年制) |
小田原総合ビジネス高校 |
234名 |
小田原城東・湯河原高校を再編 |
234名 |
専門高校(単位制) |
横浜国際高校 |
136名 |
六ッ川・外語短大付属高校を再編 |
214名 |
海洋科学高校 |
156名 |
三崎水産高校を再編 |
156名 |
横須賀明光高校 |
78名 |
久里浜・岩戸高校を再編 |
234名 |
弥栄高校 |
229名 |
弥栄東・弥栄西高校を再編 |
307名 |
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※弥栄高校・横須賀明光高校は比較すべき学科に19年度と相違がありますが、参考数値として掲載しました。
※平成19年度の募集定員数は、再編または統合対象となる2校の募集定員を合計したものです。
■平成21年度以降に再編または統合する高校 |
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