入試最前線
2007年10月20日号
>>神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績

2007年度、神奈川県内の公立高校および私立高校からの大学進学率は57%を超えました。2人に1人が大学に進学する時代、高校入学時から卒業までの3年間だけでなく、その先の大学進学まで見据えて高校選択をすることが大切であるといえます。そこで、今回は高校進学時の内申を「入口」、卒業時の大学合格者の割合を「出口」とした、神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績をご紹介します。

★神奈川県内主要高校進学者の入学時内申と私立大学合格実績
〔表1〕は2007年度、早稲田・慶應義塾・上智大学(以下、早慶上智)の合格者を出している神奈川県内の主要公立・私立高校について、たて軸を卒業生数に対する合格者の割合、よこ軸を高校進学時の内申(45点満点)として分布図にまとめたものです。(※〔表2〕は明治・青山学院・立教・中央・法政(以下、明青立法中)版です。)通常は進学時の内申平均が高い高校ほど合格者の割合も高くなるので、図の左下から右上に点が分布します。〔表1〕と〔表2〕を比較してみると、分布に違いがあることが分かります。私立大学の最難関である早慶上智に合格者を多く出し、右上に位置しているのは学力向上進学重点校を含む旧学区トップ高校とそれらの高校を受験する生徒の併願パターンにも登場する一部の私立高校です。これらの高校は、「入口」の進学時内申は数ポイントの差ですが、「出口」の私大合格者割合の差は数10%にも広がっていることが分かります。

〔表2〕の明青立法中では右上に旧学区トップ高校だけでなく、それ以外の高校も登場しています。一般的に、私大合格者割合は早慶上智よりも明青立法中の方が高くなりますが、外語短大付属は、ほぼ同じ合格率であるという点がトピックとして挙げられます。


★広い視野を持った高校選択を
このように「大学合格実績」という一つの切り口だけで見ても、高校間で大きな違いがあることが分かります。今回は一部の私立大学のみの比較でお伝えしましたが、国公立やその他私立大学を含めた場合には、分布状況は変わってきます。
中学から高校に進学する際、高校選択は内申点や通いやすさなど、入るときのことを中心に考えることが多いと思いますが、学区撤廃によって公立高校の選択幅も広がった現在、みなさんには将来の進学や進路のことも考えながら、広い視野で公立・私立高校を見てほしいと思います。10月28日(日)には横浜そごう9F新都市ホールにて、『中萬学院主催私立高校入試相談会2007』が開催されます。私立高校のさまざまな特色や特徴を知る機会としてぜひお出かけください。
 
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