新学期がスタートしました。中3生はいよいよ本格的な受験モードに突入します。これまで高校入試最前線では公立高校入試についてお伝えしてきましたが、公立高校が第一志望の場合でも私立高校の選択が大切になります。併願する私立高校を納得して選択することで、第一志望の公立高校を安心して受験できるからです。今回は私立高校の入試について見ていきましょう。
筆記試験
他校との併願受験
〔表2〕は私立高校が採用している入試制度の例(※平成19年度入試)を挙げたものです。ここで取り上げた高校だけでも実施状況に違いがあることがわかります。公立高校では内申を選抜材料の一つにしていますが、私立高校でも内申等の必要な基準がある場合は、事前に『内申点○以上』とクリアするべき基準が提示されます。推薦入試の中の「推薦Ⅰ」はその高校が第一志望の生徒が対象で、試験は面接のみ(作文を課す高校もある)で、筆記試験は行われないのが一般的です。ほとんどの学校の場合、中学と高校の間で事前に入試相談が行われるため、内申などの出願資格(打診基準)を満たしていれば、ほぼ合格となります。ただし、慶應義塾や日本女子大学附属のように、出願資格を満たしていても不合格者が出る高校もあります。「併願可能推薦」は、その高校が第一志望でなくても受験が可能で、公立高校を第一志望とする生徒が後期選抜と併願して受験することができます。鎌倉学園や桐蔭学園などで実施しています。 一般入試は筆記試験が行われ、こちらも3つの種類があります。「単願」は「単願確約」または「専願」とも呼ばれ、その高校を第一志望とする生徒が対象です。推薦入試同様、内申などの出願資格(打診基準)を満たしていればほぼ合格します。公立高校を第一志望とする生徒が押さえ校として受験するのが「併願(併願確約)」です。推薦入試や一般入試の単願同様、中学校と高校の間で事前相談が行われ、打診基準を満たしている生徒であれば、不合格となる可能性はほとんどありません。神奈川県内では、鎌倉学園・慶應義塾・桐蔭学園・桐光学園・日本女子大学附属・法政大学第二・法政大学女子といった難関・上位校をのぞく大部分の高校でこの制度が実施されています。神奈川県以外の国・私立高校にも併願制度はありますが、県内ほど多く実施されていません。「一般受験」は「オープン」とも呼ばれ、試験当日の結果のみで選抜を行います。打診基準はなく、何校でも受験できます。 一般受験(オープン)を行う学校は〔表3〕をご参照ください。
共
藤沢市
普通科を普通科文理コースに名称変更。 オープン入試日を2/12から2/11に移動。
一般1回を2/10から2/11に移動。一般2回を2/17から2/18に移動。
東海大学付属相模 (相模原市)
★何を重視するのか、優先順位をつけよう ここまで見てきたように、受験組み立てパターンを考える際「①何を最も重視するのか、②そのために私立高校をどう組み入れるのか」が大切になるといえます。このとき、受験生自身だけでなくご家族も含めて、優先順位をよく話しあっておくことが必要になるでしょう。〔表4〕のAさんの場合は「大学進学に有利な高校、できれば公立高校に進学したい」と優先順位が明確であったため、このような受験パターンを組み立てることができました。各私立高校の平成20年度入試の選考基準が明らかになるのは10月下旬頃からです。入試日程も考え合わせ、第一志望合格のために最良な受験組み立てパターンを考えていきましょう。中萬学院では、10/6(土)より順次「高校入試対策説明会」を各スクールで実施します。また10/28(日)には横浜そごう9F新都市ホールにて「中萬学院主催私立高校入試相談会2007」を開催します。みなさんの受験校決定に欠かせない最新重要情報をお伝えします。個別進路面談もスタートしますから、一人ひとりの具体的な組み立てパターンを個人担任と話し合っていきましょう。中萬学院はみなさんの第一志望合格を最後まで応援します。